
ロービジョン基礎編
使用される方の状態や目的、用途に合わせたロービジョン関連機器を使い、実際に読み書きを行ったり外出をしたりなどの日常生活で感じる困難や問題を実際に解決する方法を習得する事が実践編といえます。

文字の読み書き
本や雑誌、新聞などを読んだり、手紙や書類を書いたりするために高い倍率と広い視界、様々な機能を搭載した
拡大読書器は役立ちます。
また、視野の影響で読み飛ばしをしてしまうような場合はスリットの入った黒い厚紙(タイポスコープなど)を紙面に当てたり、ラインの入ったルーペを使用することでスムーズな視線移動の手助けになります。
また、コントラストが低いと見えにくさを感じてします場合がありますから、適切な照明の元で見ることやライト付のルーペを用いて高いコントラスト得ることも重要です。
文字の白黒を反転した方が見やすくなる場合は反転コピーを用いたり、黒字に白インクで文字を書きそれを反転コピーするなどの方法があります。

外出をする
単眼鏡のようなロービジョン機器の中には自在に使用できるようになるためにある程度練習が必要な物もあります。
”見る”だけではなく、生じる可能性のある危険に対してあらかじめ準備をすることも大切です。
例えば物がぶつかるのを防ぐ防御姿勢や杖の使用法など、歩行訓練などを受けておけば、より安全に日常生活を送ることができます。
なお、自治体には障がいのある方を対象とした福祉施設があり、視覚に障がいがある方に対しても様々なサービスや訓練を行う施設があります。
新潟市の場合は、新潟市障がい者福祉センターです。

その他
ロービジョングッズの活用
その他に日常生活を便利にする「ロービジョングッズ」があります。
例えば、大活字の書籍、音声で時間を読み上げる腕時計や数字を読み上げてくれる電卓や財布、携帯型の拡大読書器など。
またパソコン用の音声読み上げソフトや音声入力ソフト、画面を見やすくするソフトなどがあります。
Windows OSにはルーペ機能や白黒反転機能があります。
| ルーペ機能: |
スタートメニュー>>すべてのプログラム>>アクセサリー>>ユーザー補助>>拡大鏡
|
| 白黒反転機能: |
スタートメニュー→すべてのプログラム→アクセサリー→ユーザー補助→画面→ハイコントラスト機能を使うにチェック |
色の活用
例えば階段など、自宅や職場の危険な箇所や目立たせたい場所にカラーテープなどを張り色によってその位置を認識できるようにする方法があります。
点字の習得
視覚障害が進んでしまっている場合は今は必要でなくても、ロービジョン機器を使う事で読み書きができる効率のよいうちに点字を習得した方が良い場合があります。